外用薬の塗り方を覚えておこう!

気温も下がり空気も乾燥した季節になりました。こんな時期は保湿剤がかかせません。
先日、お客様と話をしていて、「塗り薬っていったいどれぐらい塗ればよいか?わからないのよね。」という声を聞きました。

調剤薬局でもあまり説明してくれず、市販薬も購入時に使用量の説明をされたことがない。とのこと。。。
ずさんな応対、反省すべき点が私も思い当たります・・・(´・ω・`)

医療現場では、わりと定着している使用量の目安に、「FTU」という言葉があります。
英語で書くと間違えそうなので、カタカナで書きますが、”フィンガーチップユニット”の略です。

”フィンガーチップ”・・・指先という意味ですが、ボーリングのグリップに「フィンガーチップグリップ」というのがあるのですが、
これと同じような意味です。

ボーリングの場合、第一関節まで入れて投球することなんですが、同様に人差し指の第一関節まで軟膏を
しぼりだした量のことをいいます。この量で手のひら2枚分の面積に塗ることができます。

このFTUを覚えておくと、使用量の目安になります。

●軟膏の場合
1FTU(人差し指の第一関節までの量)で、手のひら2枚分の面積

●ローションの場合
1FTU(1円玉の大きさ)

湿疹に使うステロイド外用剤や保湿剤などの使用量の目安にしてください。

他にも、お薬を塗る前に手を洗う、あまりこすらず、やさしく塗るなどの注意も必要です。

病院からもらった外用剤の場合は、医師に量や塗り方など、必ず、確認するようにしてください。
体の部位により、お薬の吸収が異なりますので、このことも考慮したアドバイスをもらうようにしてください。

薬局やドラッグストアでも、もちろん同じです。教えてくれなかったら遠慮なく聞いてみてくださいね。

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香川県観音寺市の創業100年になる福田薬局の三代目薬剤師。 ドラッグストア業界に30年従事、チェーンドラッグと日々戦い続ける毎日をおくる。2013年よりEC事業にも本格参入。2店舗の実店舗と7店舗のネットショップを運営。 ランチェスター戦略が大好きなミドルエイジ!