先日、母親から写真も見せてもらいました。昔の福田薬局です。創業時の写真は残念ながら残っておらず、水害のあと終戦後に移転した店舗です。
初期の店舗は、店の裏に高田牧場という牧場があり店舗もかなりボロかったようで、雨漏りはざらだったようです。
2度ほど建て直したみたいです。
薬屋が少なかったこともあり、とにかく忙しかったみたいですね。
その頃は、まだ現在のように大衆薬が品揃えできる時代ではなくほとんどが、自家製剤だったと聞いています。また、田舎なので動物用の医薬品がよく売れたという話を聞いています。牛やにわとり、豚などの感染症予防にに使ってたのかな?
また、衛生状態が良くなかった時代なので、殺虫剤もよく売れてたようです。
昔の殺虫剤市販品は、一升瓶などに入っており木箱で組まれて12本納品なので30kgぐらいあったんじゃないでしょうかね。
その木箱をためておいておふろを沸かす薪がわりにしてたようです。
私が子供の頃にまだ、噴霧器や瓶入りの殺虫剤があったので40~50年ぐらい前まではこういった商品があったように思います。
そういえば、私の子供頃、店の倉庫にずいぶん昔の薬の製剤に使っていたという器具が残っていました。昔と言ってもどれぐらい前だろう?また、機会がったらお見せしますね。
福田薬局の創業者、福田貫一です。高校球児ではありません。。。(。>﹏<。)
37歳??ぐらいのときみたいです。
京都薬学専門学校(現在の京都薬科大学)卒業です。
京都薬学専門学校は、当時は2年で卒業できたみたいです。
(現在の薬学教育は6年制)明治25年に設立された京都薬学校が、大正8年に京都薬学専門学校になった1期生ぐらいなのかな?当時、機関車だと思うのですが、四国から京都まで行くのって大変だったと思いますね。
これは、店内の写真ですが、品揃えもそこそこ充実してるように見えますね。店内、めちゃくちゃ暗いですけど。。。(。>﹏<。)
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