「色の白いは七難隠す!」ということわざが日本には古くからあるように、肌の白さは女性のあこがれでもあります。
ちなみに、上記のことわざは、見た目は多少わるくても肌が白ければそんなこと気にならないよ!という意味だったように思います・・(汗)
店頭で接客をしていてもやはり「美白」に対する意識の高さは、日本人だからこその美意識なのかもしれません。
ところで、みなさんは、「美白化粧品」のこと、ご理解されてますか?
一般的に美白化粧品と呼ばれるものは、医薬部外品に該当します。
法律で、医薬品・医薬部外品・化粧品は、厳格に定めれています。
簡単にご説明すれば、医薬品は治療を目的とするもの、部外品は医薬品より作用が緩和で予防に用いるものが多く、化粧品は、効能効果が表記できるものではなく、美容を目的とした商品のことです。
「薬用」と表記しているものは医薬部外品です。また、「有効成分」という表記がパッケージに印字されてるものは医薬品、又は医薬部外品のいずれかに該当します。
「美白」という言葉は、法律で定められたものではなく、通常は、「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」とか、
「日やけによるしみ・そばかすを。。。。」等と表示されています。
一定の効果があると思われる成分を国が認めることで、医薬部外品(薬用)という表現ができるわけです。
但し、国がみとめた有効成分でも大手メーカーで大きな肌トラブルを起こし、数年前に、それが社会問題になりました。
メーカーにとっては、化粧品で発売するのか?医薬部外品で発売するのか?ということは、発売後の販売戦略が大きく違うのでとても重要なようですが、そんなことよりも、もっと大事なことがあるように感じています。
・医薬部外品・化粧品などの分類よりも、その商品は、本当に自分のお肌にあったものなのか?
・美白化粧品の効果に過度に期待せず、毎日のスキンケアやUV対策をしっかり行うことで美肌が維持できるということを認識することを認識すべきではないのか?
・人間のからだは、すべて外から補給した食べ物によって作られているわけです。食事や運動、十分な睡眠、ストレスをためない等の生活習慣の改善こそ、美肌への早道ではないだろか?
「消費者の美白に対する過剰な期待!」、製造メーカーの「もっとすごい成分を発売すれば反響が大きいのでは!」という方向性が副作用も生むような原因ではないかと痛切に感じています。
★TOTALバランスこそ、本当の美白への近道ということを、再認識し日常のケアこそが美をもたらしてくれるということを、お忘れなく!レッツ!デイリーケア!
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