きれいな人は知っている!「シミ」「そばかす」には医薬品が味方

肌がきれいな人はすでに始めています。シミやそばかすの対策をするために美容成分のたっぷり入った化粧品でスキンケアをしている方は多くいらっしゃるでしょう。でも、きれいな人はさらにもう一歩先のケアを行っています。毎日欠かさずしていること、それはシミやそばかす対策用の医薬品を使うということ。ハイチオールCなどが有名ですね。

シミやそばかす対策には医薬品で内側から肌のケアをするのが大切なのです。内側からのケアを毎日している方の肌は透明感がありきれいな方がとても多いのです。なぜ内側からのケアがここまで大事なのでしょうか?その理由とおすすめのシミ、そばかす対策の医薬品をご紹介しています。

1.シミやそばかすができる原因とは?

シミやそばかすがあるだけで見た目年齢はグっと上がります。5歳以上も見た目年齢が変わるとも言われているくらいです。知らぬ間にできているしみ、そばかすがこんなに見た目を老けさせるなんてまったく怖い話です。

日頃からお肌のスキンケアや紫外線対策をばっちりしているはずなのに…と鏡を見ながら意気消沈した経験がある方も多いのでは?一体なぜシミやそばかすができてしまうのでしょうか。

1-1.原因その1 紫外線

紫外線は皆さんご存知の通り、お肌にとって大敵です。紫外線をできるだけ浴びないように、帽子や長袖を着用して日焼け止めをしっかり塗って外出する。このような対策をしている方を見る機会が多いことから紫外線が肌に良くないことはすでに周知の事実です。

紫外線がなぜ肌に悪いか詳しくご存知の方はいるでしょうか。ここで説明するまでもなくご存知の方が多いかもしれません。肌に悪さをする紫外線には2つの種類があります。

・UV-A

肌の奥、真皮層にまで到達します。コラーゲンやヒアルロン酸などの肌のハリを保つ成分を作っている線維芽細胞にダメージを与え、シワやたるみの原因となります。

・UV-B

肌の表面までしか影響はないものの、シミやそばかすの大きな原因となるのはこのUV-Bです。日焼けしたときに起こる肌の赤みにも関係しています。メラニン細胞を刺激してシミやソバカスの原因となるメラニンを大量に生成します。

メラニンはもともと肌を守る働きをしている物質です。紫外線の刺激から肌を守ろうとメラニンが生成されてしまうのですね。

1-2.原因その2 ホルモンバランスの影響

女性のシミやそばかすの原因で意外と多いのがこのホルモンバランスの影響によるものです。ホルモンバランスの乱れによって両頬に対称に現れるものを特に肝斑(かんぱん)とも呼びます。

ホルモンバランスの乱れによってシミやそばかすができてしまうのは、女性ホルモンがメラニンの生成に関わっているためだと言われています。妊娠中にシミやそばかすができやすいのはこのためです。

1-3.原因その3 遺伝

そばかすの主な原因は遺伝です。もちろん、紫外線などによる肌へのダメージも原因の1つではあるのですが、遺伝の要素が強いのが特徴です。シミは年齢を重ねるほどに症状がひどくなっていくことが多いのですが、そばかすは逆に目立たなくなっていくことが多いです。

1-4.原因その4 肌への刺激

肌をこすったり、傷をつけたりすることでもシミやそばかすはできます。刺激から肌を守ろうとしてメラニンを生成してしまうのです。顔を洗うときに肌をゴシゴシこすってはいけないと言われているのは肌を刺激してしまうからなのです。

2.シミやそばかすに医薬品が効くメカニズム

シミやそばかす対策のできる医薬品はいわゆるビタミン剤と呼ばれているカテゴリのものです。

・ビタミンC

・L-システイン

・パントテン酸

などのビタミンがよく配合されています。これらのビタミンがどうやってシミやそばかすに効くのでしょうか。

2-1.ビタミンC

美白といったらやっぱりビタミンC。ビタミンCはシミやそばかすの原因となるメラニン色素が作られるのを抑えてくれます。すでにできてしまったシミやそばかすを薄くする働きももちろん持っています。それだけでなく、コラーゲンの合成を促進する働きもあります。つまり肌を白くきれいにしながらシワやタルミのケアまでできるんですね。

このような美容効果を目的としてビタミンCを摂取する場合は1日に2000mgを目安に摂ると良いです。人によってはビタミンCでお腹がゆるくなったり吐き気がしたりする場合があるので不安な方は1日1000mgくらいから始めてみると良いでしょう。

2-2.L-システイン

L-システインもメラニンの生成を抑えてくれる働きをもっています。ほとんどのシミ・そばかす用のビタミン剤にはビタミンCとL-システインの両方が配合されています。ところでこの記事をお読みのみなさん。ハイチオールCの効能効果にしみ・そばかす以外に「二日酔」と書かれているのをご存知でしょうか。

実はこのL-システインには二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解を促進する働きもあるのです。ハイチオールCを二日酔い防止目的で買われる方もけっこういらっしゃるんですよ。

2-3.パントテン酸

パントテン酸は新陳代謝に関わっているビタミンです。肌のターンオーバーを正常にしてシミやそばかすを外に押し出します。新陳代謝が良くなることで肌の下からどんどんきれいな

皮膚が出てくるようになり、シミやそばかすの目立たない肌を作るのを助けます。

3.シミ、そばかすにおすすめの市販薬

ビタミンCやL-システインなどの働きによって肌の内側からしっかりシミやそばかすの対策ができる医薬品タイプのビタミン剤。とってもお肌がきれいなお客様が定期的にこのビタミン剤を買いに来られていました。まさに「継続は力なり」です。聞いてみるともう何年も継続して飲まれているそうです。

さて、そんなビタミン剤ですがどのような種類のものがあるのでしょうか。代表的なものをいくつかご紹介していきますね。

3-1.ハイチオールCプラス

【第3類医薬品】ハイチオールC 180錠
  • 配合成分(1日量当たり)

L-システイン…240mg
アスコルビン酸(ビタミンC)…500mg
パントテン酸カルシウム…24mg

  • ハイチオールCプラスの特徴

ハイチオールCはとても認知度が高いお薬なので知っている方は多いでしょう。実際にお店でもハイチオールCを指名買いされる方がとても多いです。海外の方にも人気ですよ。ビタミンCとL-システインでメラニンの生成を抑え、さらにすでにできてしまったメラニンを薄くします。そしてパントテン酸で新陳代謝を促進。

実はここだけのお話…ハイチオールCってもともとはシミ、そばかす用のお薬ではなくて二日酔い用のお薬として開発されたものなんですよ。L-システインのところでもご説明したように二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する働きを持っているんですね。

二日酔い用のお薬として発売されてしばらく経ったころに、L-システインがシミやそばかすにも効くと注目され、結果として今のハイチオールCのシリーズに落ち着いた、という話をメーカーの方からお伺いしたことがあります。

3-2.ハイチオールCホワイティア

【第3類医薬品】ハイチオールCホワイティア お試し40錠

●配合成分(1日量当たり)

L-システイン…240mg
アスコルビン酸(ビタミンC)…500mg
パントテン酸カルシウム…24mg

  • ハイチオールCホワイティアの特徴

成分を見る限り最初に紹介したハイチオールCプラスと何が違うの?と思う方が多いでしょう。見て分かる通り、配合成分はまったく同じです。では何が違うのかと言いますと、1日の服用回数が違うのです。
ハイチオールCプラスは1日に3回、こちらのハイチオールCホワイティアは1日2回だけの服用でOKです。朝と夜だけ飲めばいいので飲み忘れの心配が減りますね。朝、昼、夜のうちでお薬を飲むのを最も忘れやすいと言われているのがお昼のタイミングなんです。お昼は仕事をしていたり学校に行っていたりでなかなか飲むタイミングが難しいんですね。

ハイチオールCホワイティアは朝と夜だけなのでしっかり続けやすいのが特徴ですよ。私もうっかりお昼に飲み忘れることが多いのでこういう1日に2回のタイプのものの方が好きです。

3-3.ビタミンC「タケダ」 300錠

【第3類医薬品】ビタミンC「タケダ」 300錠
  • 配合成分(1日量当たり)

・ビタミンC 2000mg (アスコルビン酸1400mg,アスコルビン酸カルシウム726mg)
・リボフラビン酪酸エステル 6mg

  • ビタミンC「タケダ」の特徴

商品名の通り、主な成分はビタミンCです。シミやそばかすの改善といった美容目的でビタミンCを摂る場合、1日あたり2000mgを摂ると良いとされています。

上で紹介したハイチオールCプラス、ハイチオールCホワイティアの成分をもう一度よく見てみてください。どちらも1日あたりのビタミンCは500mgです。つまり、あと1500mg追加で摂れるということ。

ビタミンC「タケダ」は1錠につきビタミンCが約333mg配合されています。ハイチオールCのシリーズを飲む場合はプラスでビタミンC「タケダ」を1日に4錠ほどプラスして飲むのもアリです。そうすることでより美容効果が期待できますよ。一度に大量のビタミンCを摂取すると吸収されずに尿として出されてしまうので何回かに分けて飲むのがおすすめ。

4.知っておきたい正しいお薬の使い方

シミやそばかすが少しでも薄くなれば…そんな願いを叶えるのが医薬品タイプのビタミン剤。お肌がきれいな方の多くがこのビタミン剤を継続して飲まれています。ここではそんなビタミン剤できれいを磨くために必要なことをご説明していきます。

4-1.飲むタイミングは食後と食前のどちらがいいの?

「食後、食前のどちらで飲んでもらっても構いません。」

上でご紹介したハイチオールCシリーズ、ビタミンCタケダ、どちらも好きなタイミングで飲まれてOKです。胃が弱い方は食後に飲んだ方が良いですね。空腹で飲むと人によって胃が痛くなったり吐き気を感じたりすることがあります。飲みやすいタイミングで続けることが大切です。

4-2.どれくらいの期間、続けて飲めばいいの?

「少なくても3か月は続けて飲みましょう。」

シミやそばかすの改善したいのなら、3か月は続けて飲みましょう。肌のターンオーバーには少なくとも28日はかかります。年を重ねればこの日数はさらに伸びます。肌の生まれ変わりを何度か繰り返すうちにシミやそばかすは少しずつ薄くなっていくものです。

4-3.ハイチオールCシリーズは肝斑の治療にも使えますか?

「肝斑の治療にはハイチオールCシリーズではなく専用のお薬をおすすめします。」

肝斑とはホルモンバランスの乱れなどによって起こる女性特有のシミのことです。有効な成分はトラネキサム酸と呼ばれているもの。残念ながらハイチオールCのシリーズには含まれていません。

トランシーノⅡ(第一類医薬品)が市販で買える唯一の肝斑専用治療薬です。第一類医薬品なので薬剤師の説明がないと購入ができませんが、肝斑でお悩みの方にはこちらをおすすめします。

5.まとめ

シミやそばかす、ファンデーションやコンシーラーを使ってメイクで隠すのも1つの手ですが、やはりきちんと撃退したいもの。素肌でも自信を持っていられる白くてきれいな肌は女性の誰もが憧れているものです。美白用の化粧水でお手入れしている方もたくさんいるでしょう。肌がきれいな人は普段のお手入れに加えてシミやそばかす用の医薬品タイプのビタミン剤を継続して飲まれている方が多くいます。

「美は1日にしてならず。」

きれいな肌の方に感化されて実は私もシミを薄くするためにビタミン剤を飲んでいます。そこで気がついたのはやっぱりお昼の飲み忘れが多いこと。お昼に忘れやすい方はハイチオールCホワイティアのような1日2回だけのがおすすめです。あなたの周りのきれいな人はすでに内側からのケアを始めていますよ。とにかく毎日続けることが大切です。

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三雲 理麻

三雲 理麻

大手チェーンドラッグ・調剤薬局に勤務経験があり、市販薬にも医療用医薬品にも精通。また、薬剤師以外にも「漢字好き」が高じて漢字検定準一級資格も取得。「 専門分野の難しい内容を分かりやすく!」がモットーで日々情報収集を怠らない。医薬品・健康食品・化粧品の配合成分の説明ならお任せ下さい!